相続は、誰もが経験する出来事です。親御さんが亡くなった後で仲の良かった子供さん達が遺産分割の事で争う事は、悲しいことです。親御さんの気持ちを正しく伝える為にも遺言書の作成は大切なことだと思います。
初老の私が今更ながら、行政書士事務所を開こうと思った動機の一つが難病認定手続き・身体障害者手帳申請手続きです。ケースによっては、介護保険を使う為に介護認定手続きも必要となります。大切なご家族が思いもよらない病気になった時、不安や戸惑いの中でも様々な申請手続きを行わなければなりません。原因のよく分からない病状が出たときは、かかりつけ医(ない人は近所のクリニック)等を受診して紹介状を書いてもらって、日本赤十字病院などの地域中核病院場合によっては更に国立病院で受診。そこで難病と診断される(難病ごとに認定診断出来る医師は限られているようです)とケースワーカーさんを介しての今後の治療方針(在宅治療か病院への入院又は施設の入所)を決めて行くことになりますが、患者さんやご家族が自由に選べる訳ではないのです。その辺りのルールもよく理解できないまま不安な日々が過ぎて行くこともあります。件数としては、そんなに多くはないのかもしれません。だからこそ、患者さんやご家族に寄り添って、少しでも不安や戸惑いを軽くして申請の手続きなどのお手伝いが出来ればと思います。