行政書士 辻賢一事務所
「佐賀県唐津市で行政書士事務所を開業準備中です。遺言書作成・相続手続き・難病認定手続き・各種許認可手続きなどでお悩みのお客様は、お気軽にお問い合わせください。

辻賢一のプロフィール 行政書士登録番号:24410181


 

拙い私のホームページを訪れて下さり、本当にありがとうございます。自己紹介をさせて頂きます。1959年生まれの初老の男性です。
ブログもやってます。「唐津路の行政書士ブログ」で検索して下されば幸いです。YouTubeはYouTube検索「孤老人」です。

 

最愛の妻の死と窓口での出会い

 

この年齢で行政書士事務所を開業しようと思ったのは、2021年に最愛の妻を難病(ALS)で亡くした事です。難病の診断が下されると家族は、戸惑いや不安など様々な気持ちが交錯して、ある意味パニック状態になってしまいます。そんな状態の中でも、看病は勿論ですが難病認定や障害者手帳手続きをはじめ様々な手続き申請を行わなければなりません。私も様々な不安な気持ちを抱えたまま何とか、懸命に申請手続きを進めていました。そんな中で申請窓口で私よりも年配の男性と知り合いました。その方も奥様が難しい病いに罹られ、戸惑われていることが傍目からも見て取れました。失礼だと思いましたが、此方から話しかけて不安や戸惑い手続きの煩雑さや理解できない事などを聞かせて頂きました。私は出来る限り、お話を聞いたり、申請手続きのお手伝いをさせて頂きました。後日、涙を流されながら、すごく感謝の気持ちを伝えられて、私自身も妻の難病で心が動揺していた中で、暖かい気持ちなり私自身も落ち着くことが出来ました。

 

手続きの過程での不安や疑問

患者とその家族は、弱い立場にあります。申請手続きを行う過程で、病院側の一方的な独自ルールで必要な診断書の発行が遅くなったり、(公的扶助は申請日となることもありますので申請は早いに越したことはないのです。)ケースワーカーさんの提案にも疑問を感じることもありました。調べてみるとあまり評判の良くない空いてる病院や施設を勧めてくる等。)患者家族側から、しっかり制度を調査して逆に提案出来る能力が必要だと痛感しました。そんな時に話を聞いてくれる人、相談出来る人が居るだけで心がとても落ち着くものです。

 

困っている方に寄添える人(行政書士)に成りたい。

私は以前に1995年から3期の唐津市議会議員の経験がありますが、(落選したのではなく、事実上財政破綻していた議員年金制度に反対していましたので、年金が付く1日前に辞表を提出して辞めました。議員を長く続けることも問題があると思ってました。)市民の皆様から様々なご相談をお受けする中で残念ながら、ご要望に沿えないケースもありましたが、皆様が言われたのが「話を聞いて貰えたことが一番嬉しかった。」でした。日常生活を送る中では、病気に限らず、様々な予期せぬ出来事がありますし、それに伴って様々な書類の作成や届け出や申請手続きが発生します。
どういう理由か最愛の妻より生かされてしまった残りの人生。(私自身、被爆者二世で健康状態は決して良くはありません。自分の方が絶対に妻より先に逝くと思ってました。)市議の経験と若い時に取得していた行政書士をはじめ宅建士・マンション管理士・登録販売者などの資格を活用して、相談の場や書類の作成や申請手続きで困っている人(依頼者様)の微力でもお役に立てればと思い、開業を決意しました。